2024年7月19日金曜日

伝え合う学びの楽しさ~4年生 水の学習

 4年生が水について学ぶ教材を活用して対話的な学びを行っていました。


教材のテキストには気づきをメモする欄があります。

子どもたちは、水資源を守るために自分にできることや、大切にしたいことなどを記入していました。

それを友だちに伝えると、ポジティブポイントがたまっていくというものです。
ポイントをもらえると、水の💧しずくを一つ塗りつぶして、また話す相手を探しにいく旅に出ていきます。

行動したことが可視化されるので、子どもたちはポイントを貯めようと、次々と相手をみつけて、自分の考えを発表しあっていました。

こうした体験的な学びは、エピソード記憶として体に残ります。

また、相互のやり取りに慣れていくことで、次第に内容の深まりも出てくることが期待されます。

2学期の様々な学習に、幅広く応用されることを期待しています。

2024年7月18日木曜日

暑さの中でねばり強くつづける子~ALTの先生との思い出つくり

ALTの先生が7月末で退任されることになり、本日は最後の授業日でした。
日頃から、子どもたちは英語の授業でALTの先生と交流することを楽しみにしています。

各学年のクラスをそれぞれ巡回する中で、
最後となったのは3年生のクラスでした。
教室は何が好きかを当てるタッチゲームで盛り上がっていました。
ALTの先生が流暢に発音する、
英語の歌を一緒に歌う、
ほぼ、英語だけのやり取りで授業はテンポよく進んでいく中で、子どもたちはニコニコして、とても楽しそうでした。

発音を聞いて、そのアクティビティを答える、友だちの好きな色やことを聞きあう対話的な学びも一緒に楽しんでいました。


授業後には子どもたちからのセレモニーがあったり、給食時間には子どもたちと一緒に給食を食べるなど、ALTの先生は楽しい思い出がたくさんできて嬉しかったようです。


さて、給食後は清掃活動の時間です。

担当の先生を呼びに来て大人と子供が一緒に清掃活動をするのが日課です。

給食時間の終わり間際に、4年生がホールの雑巾かけをしていました。

それは掃除の当番活動ではなく、クラスで図工の時間に使った場所をきれいに原状復帰するためでした。

特別教室は上の学年に区域が割り振られており、その当番活動のおかげで学校内が綺麗になっています。


国際的にみると、ある国では、放課後に学校内を掃除するのは清掃業者がやるのが通例だそうです。

日本の学校で掃除をするのはごく普通のことですが、

それは、当たり前ではなく、有難いこと、

素晴らしいことなどだいうことに気が付かされます。


蒸し暑い日が続く中でも、日々の掃除活動に向かう子どもたちは、自分の役割を果たしつつ、互いに助け合う様子がみてとれます。

学校では福祉について学ぶ授業も行われていますが、

社会に出てから必要とされる「自助、互助、共助」の考え方について、

体験的に学ぶ場として、清掃活動は良い機会であると考えます。

2024年7月17日水曜日

平和への願いをこめて~子ども大使交流事業にむけて

16日、姉妹都市の東広島市へ派遣される子ども大使の壮行会が行われました。

市内各小中学校の代表児童・生徒が一堂に介しました。自己紹介の場面で、

・平和記念式典に参加できることは貴重な機会

・島松駅逓など北広島市のことを紹介したい

・文化の違いを学びたい

など、力強く抱負を語る姿には代表としての責任感があふれていました。

代表児童が抱負を語る

北広島市長、あいさつ

夏休み中、東広島市からの派遣団との交流機会も設けられています。

各クラスでは、おりづる集会に向けた折鶴をつくる活動など、平和について考える学習が行われています。

「昨日、ひろしまのピカをみたよ」と話してくれた低学年の子がいました。

きっと、心に響く学びがあったのだと思います。

小学校の教科書には、「一つの花」、「川とノリオ」、「おかあさんの木」など、平和について考える教材があります。

これらは戦争の様子が描写されることはありませんが、読み終えた後に、心に平和への思いがわき起こってくるものです。

また、戦時中の動物園を舞台にした本がありますが、

『ぞうれっしゃがやってきた』は、奇跡的に生き残ることができた2頭のゾウのお話です。

絵本の読み聞かせなど、様々な機会に、

子どもたちが命の大切さについて考える経験を積んでくれたらと願っています。

2024年7月16日火曜日

1学期の成長~手を動かす、体を動かす

連休明けの初日、4年生は図工でのこぎりを使って、それぞれが思い描いた作りたいものをイメージしながら、木の板から部品を切り出すことに没頭していました。

3年生は、一学期の活動の振り返ってワンシーンを切り取り、絵画で表現する活動をしていました。人物の肌の色は濃い目に、服の色は単色で濃淡をつけるなどの工夫を考えながら彩色する様子がみられました。

4年生の英語活動では、「時」をテーマにして、2人組になって、友だちが指定した時を表す言葉が出たらタッチするゲームで楽しみながら活動していました。


文を書く、読む、話すことに加え、手や体を動かして活動的に学ぶ様子もよくみられます。






2024年7月12日金曜日

1学期の成長~対話的な学びの姿

今週は、休み時間にたくさんのイベントがありました。

3年生が総合で取り組んできたプロジェクトの発表会です。

写真は〇×ゲームの様子です。
クロームブックでつくったスライドを提示しながら、問題を出していました。
また、〇、×に分かれたところで、〇×のプラカードや、正解を発表するときにドラムロールを使うなど、場を盛り上げる工夫がされていました。


70人以上が参加する中、正解がでると「やったー、あってたー!」とガッツポーズをする子たち、「あ~、ちがってた」と素直に反応する子たち、
そして、ゲームを運営している3年生の子たちがニコニコして、楽しそうにしている姿が微笑ましかったです。

他には、サッカー大会やおにごっこ集会などが企画され、子どもたちがやりたいアイデアを盛り込み、自分たちで学校生活を楽しくしようという意欲に満ちている様子が伝わってきました。

この発表にむけて、普段の授業の中でも、グループで話し合い活動をする、何度もリハーサルをするなど、「進んで考え、伝え合う」様子がうかがえました。



6年生は国語で「デジタル機器と私たち」というテーマで、デジタル機器のメリットとデメリットについての提案を一枚の画用紙にまとめる学習に取り組んでいました。


自分の考えを付箋に書いて、項目ごとに分類・整理して貼りつけ、
最後に、まとめ・感想を文章で書くという学習活動の中で、互いの意見に耳を傾け、積極的に参加する様子がみられました。

また、英語の授業では、写真やイラストをもとに、日本の文化や生活習慣について紹介する英語文を考える活動をしていました。


1月は餅つき、6月はアジサイなど、季節に関連する単語を選ぶ際、
友だちと相談する、中学校の先生に質問するなど、積極的に学ぶ姿がみられました。


『小中一貫でめざす子どもの姿』
自分のことばで「つたえる」
仲間と「つながる」
ねばり強く「つづける」

日々、子どもたちに育てたい力が、一歩ずつ積み重ねられていくことを願っています。

2024年7月11日木曜日

一学期の成長~本に親しむ子~絵本の読み聞かせ

ボランティアさんによる絵本の読み聞かせがありました。

子どもたちは、落ち着いた雰囲気の中で、時折、声を出して反応するなど、絵本の世界に興味・関心を示しながら聞いていました。

挿絵をみせる場面

英語と日本語の両方で読み聞かせ

紙芝居の読み聞かせ
本の近くに集まって聞く子どもたち

昨日は図書整理で、図書館職員の方々がお手伝いに来ていただきました。

夏休み前、借りていた本を返却する時期ですが、休み時間には図書館で静かに本を読む子たちの姿もみられます。

多くの方々にご協力いただき、読書環境が整備されていることについて心から感謝申し上げます。

2024年7月10日水曜日

1学期の成長~自己選択が前向きな行動につながる

1学期を振り返ると、授業の中で子どもたちが自分で考え、選択する場面がたくさんあったことが思い出されます。 


今週、授業終了後の教室を回っていると、高学年のクラスの黒板に子どもたちが発表したと思われる意見が記されていました。

『どちらを選びますか?』という問いから始まった対話的な学びの場面。

テーマは「ごはん」と「パン」です。

日常茶飯の事柄ではありますが、北広島市ではタイムリーな話題です。


何か物を買うときには、値段をみる、生産地をみる、など行動する理由があります。

「選択する」ことは、考えることでもあります。

子どもたちは多様な意見を交わしていたことが伺えます。

いくつかの意見をとりあげてコメントを加えつつ、北広島市や全国の動向にも目をむけてみます。

<ごはん>

・おかずにあう 

→和洋中、どれにもあいます。定食を注文すると、大抵、ごはんはついてきます。私は焼肉やトンカツを食べると、なぜか一緒にご飯を食べたくなります。

・栄養がある 

→主たる栄養素は炭水化物ですが、発芽玄米など胚芽にはミネラルが含まれています。

・もちになる

→もちになるのは、もち米の場合ですが、お正月にはもちを食べるなど日本の食文化を考える上で大切な視点です。ちなみに北海道の名寄市は「はくちょうもち」が名産です。このもち米を使った冷凍もちがスーパーやコンビニで売られています。

・みそ汁とサイコー!

→ごはんとみそ汁の相性は抜群です。修学旅行で泊まったホテルの食事にも、ごはんとみそ汁がありました。

・ためておける

7月9日、北広島市の防災給食センターのオープニングセレモニーと内覧会が行われました。そこに備蓄されるお米を使って、毎日3,000食の給食がつくられます。災害時には8000食の炊き出しができるそうです。


<パン>
・パン派多い
→朝ごはんに何をたべたかを聞くと、パンと答える子がけっこういます。

・おかずなしでもおいしい
→調理パンなど味付けされているものが多いので、パンだけで満たされる感じがします。

・切らなくても食べられる
→手でちぎってそのままたべられるものがおおいですね。表面がかたいフランスパンはちょっと大変ですけど。

と良い面だけを取り上げてみました。

よくみると、意見に〇と△をつけて、分類していることが伺えます。

【△のついている意見】

<パン>
・1個が高い
・長もちしない
・手間がかかる(切ったり)
・なにかとつけないといけない(おかねがかかる)

<ごはん>
・さめるとマズイ
・ちゃわんなどを買わないといけない
・おかずがないとさびしい

デメリットにも目をむけて意見交換をしている点は、高学年の学びの姿勢として大切だと思います。

こうした学びは、
現代社会の課題に目をむけて、それをどう解決していけばよいのかを考えるきっかけや、
解決にむけた行動につながっていくと考えます。


今、全国各地でパン給食が姿を消しているという報道がされています。

その背景には、

材料の高騰、

パンをつくるまでの手間がかかること、

できたパンを運ぶ人が確保できないなど、

様々な課題があります。


情報はすぐに手に入る世の中ですから、事実を調べることは子どもたちにもすぐにできます。

みつかった課題を否定的にとらえるのではなく、そこから前向きに考えて、

どう解決していけばよいかを考えるプロセスが、

人の役に立つ仕事を生み出すことにつながり、

今後の世の中をつくる力になっていく。

今、そうした授業がもとめられていると考えています。