10月に入り、学芸会の練習も本腰が入ってきました。校内のあちこちで息の合った演奏の音が聞こえてきます。また、劇に取り組む学年は、自分たちで考えて表現を工夫していました。
3日、中休みに、児童会企画の全校ドッジボール大会が行われました。高学年の男子は利き腕とは反対の手でボールを投げるルールを守りつつも相手に向けて的確にボールをコントロールしてヒットしていました。
また、味方の中でボールを回す、キャッチしたボールを仲間に渡すなど、仲間と楽しく協力する姿が随所にみられました。勝敗がついた際も、勝ったチームは喜ぶ、勝ったチームに拍手を送るなど、これまでの学びで培った相手を尊重する態度も素敵でした。
朝の時間には地域ボランティアの方々による読み聞かせが行われました。英語で数字を数える、絵をみて質問に答えるなど、絵本の世界に親しむ様子がみられました。
また、学生ボランティアさんが子どもの反応をみながら問いかけ、またそこに反応する子どもの掛け合いの中に、目には見えない想像力やコミュニケーションの輪の広がりを感じます。
先日、来校された地域の方から、
「犬の散歩をしていると小学生も中学生も挨拶をしてくれる」
と嬉しいお話がありました。
1学期終業式で「挨拶は何のためにするの?」という話をしたところですが、
後期児童会選挙演説の折、
「挨拶をすることで自分も相手も元気になる」「気持ちのよい挨拶ができる学校にしたい」
という意見が発表されるなど、
日常から、自分なりの考えをもって挨拶をしようとする態度が伝わってきます。
こうした小さな成長のストーリーは、周囲の大人の働きかけがあってこそ生まれてくるものだと思います。
保護者・地域の皆様方の温かなお声がけや関わりに心から感謝申し上げます。
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