世界的に見ると、子どもが自分たちで学校の掃除をするのは当たり前ではないそうです。児童生徒が掃除をする国は、世界の国の3割ほどで、掃除を専門の清掃員が行っているのは約6割ほどだそうです。こうした国では、「掃除をする人の仕事を奪ってはいけない」とか、中には「子どもに掃除をさせるのは児童虐待だ」と考える国もあるのだそうです。いろいろな考えがあるのですね。
日本では、仏教や神道の修業に関わりが深く、昔の学校である寺子屋でも人格形成のために掃除をする習慣があったそうです。この習慣が現代の学校にまで引き継がれているのでしょうか。
サッカーW杯で、サポーターがごみ拾いをしたり、日本代表がロッカールームをきれいに清掃してからスタジアムを後にしたりすることが世界から称賛を浴びたのは記憶に新しいところです。
だからというわけではないのでしょうが、世界では日本のように「子どもが学校の掃除をする」システムを取り入れる国が増えているそうです。
掃除をする時の、「みんなで役割分担を確認してその役割を責任もってやりとげる」という営みは、子どもの社会性を育みます。みんなで使う場所をきれいにすることで、公共マナーを育みます。
本校の子どもたちも、毎日がんばって掃除をしています。掃除を通して学んでいるのです!
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