「dL(デシリットル)」という単位は、日常生活では使うことはほとんどありませんが、小学校の算数ではとても大切な単位です。m(ミリ)、c(センチ)、d(デシ)、h(ヘクト)、k(キロ)などは、基礎となる単位の接頭語として使用されますが、1dLが10個で1Lになるという関係が子どもたちにとってつかみやすいことから、水のかさを学ぶ入門期に学習することになっています。
鍋ややかんに、1dLマスで何杯入るかやってみます。何杯も何杯もいれましたが、いっぱいになるには時間がかかります。そこで、もっと大きな単位が必要だということに気づいていきます。ICTの活用も重要ですが、なんでもICTで行うのではなく、ねらいによっては実際に作業してみる(算数的活動といいます)など、学習活動を意図的に組みながら、学びを構築していきます。
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