乗り入れ授業はこれまでにも実施していましたが、今年度は「児童のより苦手な領域で中学校の専門性を活かした授業を」との教職員間の話し合いをもとに、苦手児童の多い体育のマット運動で実施することになりました。
更に、これまで6年生が対象になることが多かった乗り入れ授業を、より早期から中学校の授業を体験してもらうために、5年生で授業を実施することにしました。
今日のテーマは「倒立」です。最初に、よりきれいな倒立になるためのストレッチをしました。
子どもたちは熱心に耳を傾けます。
完成形に近づくためのストレッチのメニューを一つ一つこなしています。
次に、倒立を成功するためのコツを紹介しました。キーワードは「手のつき方」と「目線」です。
いよいよ実践。よりきれいな倒立をめざしてがんばっています。
手をつく位置や目線の場所について細やかなアドバイスをいただきます。
きれいにできた時には、先生からの拍手がおきていました。
多くの子が上達を遂げたようです。最後に先生へお礼のあいさつをしました。
ところが・・・
授業が終わった後も、より上手に倒立するためのアドバイスをもらおうと、何人もの子どもたちが列を作って先生に質問していました。この熱心な姿勢に先生も感心していました。
子どもたちは、単に倒立のしかたのコツをつかんだだけでなく、中学校の先生と触れ合うことで中学校をより身近に感じていたようです。
小中一貫教育が本格的にスタートして2年目ですが、今後もこのような機会を設定しながら、小中学校の教職員が力を合わせ、9年間で子どもを育てていきたいと思います。
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