「テストでよい点を取ることが目標ではない。」その通りです。学力が身につくとは、テストの点数ではなく、学んだことを実生活で活用したり、他と協働したり、生涯にわたり学び続ける意欲をもち続けたりする力を獲得することです。
一方、「点数も学力の一つ」です。子どもは100点をとれるようにがんばります。がんばった結果、100点だったら素直に喜びますし、点数が悪ければ悔しがります。「へっ、点数なんか関係ないさ!」と悪ぶっていても、その割にはテストを隠したり、時には悔しがってテストを破いたりする子にも会ったことがあります。できること、わかることはどの子にとっても喜びであるのです。
教室から拍手喝さいが聞こえました。テストを返しているようです。点数がよかった子に、みんなが拍手しています。喜び合ったり、うれしそうだったり。友だちのがんばりに歓声があがっています。
よい点数をとることができたこともうれしいことですが、仲間のがんばりを認め合い、喜び合える集団に育っていることも、とてもうれしいことだと思います。「できる、わかる」をめざす取組は、まさに「団体戦」です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。