2024年5月23日木曜日

エネルギー源はご飯~140年の時を越えて「いただきます」


今週、雨でグラウンドが使えない日もありましたが、

天候が回復した22日、爽やかな青空の下、中・昼休みにリレーの練習が行われました。

各チームは出走順に並び、スタート場所に分かれて、トラックを走り、仲間にバトンをつなぎます。

高学年リレーの選手たちは経験を積んでいるだけあって、しっかり地面を蹴って軽快に走る姿がみられました。

その周囲では、遊具で遊んでいる子どもがたくさんいました。こうした遊びから平衡感覚や握力など基礎体力が養われます。

チャイムがなると、子どもたちは、一斉に走ってグラウンドから階段を登り、校舎へ戻っていきます。

勉強も、運動も、がんばるためにはエネルギーが必要です。

体を動かすためのエネルギーは食べたものからつくられますが、

栄養素の分類でいえば、炭水化物(お米やパン、麺など)が主なエネルギー源となります。


4時間目が終わると、子どもたちは素早く給食の準備をしています。

昨日から、給食時間に「廣島村開村記念日唱歌」が校内放送で流れています。

 七五調で綴られた歌詞は、日本語の音韻の美しさを感じつつ、その時の廣島村の様子と人々の思いを想起させるものです。

 子どもにはやや難しい言葉もありますが、学習する中で言葉の意味やその背景に気がついていくことでしょう。

3・4年生の社会科副読本に歌詞が載っており、学習のまとめに中山久蔵さんに手紙を書く例が記されていました。

その中には、次のような記述があります。

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「私の家では、今、『ゆめぴりか』というお米を食べています。このお米は、久蔵さんがあきらめないでつくった『赤毛』の子孫だそうです。」

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赤毛米について調べてみると、北海道では馴染みの深い『ななつぼし』も、子孫だということがわかりました。


北広島市の給食は、週3回(月・水・金)、ご飯の日です。

昔から大切に育てられ、受け継がれてきた「種」だということに思いを巡らせ、

「いただきます」と言いたいと思います。

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