運動会のテーマがグラウンド側の窓に掲示されています。
子どもの発案による心が前向きになる言葉が、太陽の光を浴びて輝いて見えました。
5年生は宿泊学習にむけて、どうやったら楽しい行事になるかを考えてアイデアを交流している様子です。
例えば、部屋割をきめる、バスで移動中や夕食後などレクレーションを企画する、見学の際やや夜の過ごし方など約束事を整理する、出発式や到着式でお世話になる方々に挨拶をするなどです。
バスレク係がつくったBGMリクエストカードが、同行する先生たちの手元にも届きました。
(「どんな曲をリクエストしたら子供たちが喜ぶかな?」と楽しみが湧いてきて、ふと、ラジオで流れてきた「緑黄色社会」の曲をリクエストしました。)
先日、偶然にもレクレーションをしている場面に遭遇。その大人たちは、”夜のマスオさん”、”のび太君を呼ぶドラえもん”など、「一発芸」をして楽しんでいました。
楽しい時間をつくる意識は、遊びの中から育まれていくのではないかと思います。
行事では、それぞれが、やりたいことを実現するために、自分の役割を意識して責任を果たすこと、創りあげる喜びを体験することなど、子どもの成長にとって、いくつものメリットが生まれることと思います。
同時に、様々なリスクが起きうることや、子どもがデメリットと感じてしまうことも想定して、行動プランを考えなくてはなりません。
子どもたちは、企画づくりや活動を通して対話する中で、自分と他人の考えは違うこと、折り合いをつけることなどを学んでいくことと思います。
山中ともえさんの本に「ドラえもんの声」の話が出てきます。
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大山のぶ代さんは、とても特徴的な声だったので、子供の頃にいじめを受け、引っ込み思案になっていた時期があったそうです。
それを乗り越え、中学に入って放送研究部に入ってアナウンスや演劇部に入り舞台に立つなど、特徴的な声が認められ、ドラえもんの声を26年間も担当するまでになりました。
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山中さんは、
「他人と比べて考えるのではなく、自分のもっている良さに気づき、その自分を大切にしていくことが大事」
と記しています。
様々な行事の企画を考える中で、一人一人、心に残る思い出が残り、自分の良さを大切にする経験を積み、『未来を拓く』力をつけてくれることを願っています。
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