2024年7月18日木曜日

暑さの中でねばり強くつづける子~ALTの先生との思い出つくり

ALTの先生が7月末で退任されることになり、本日は最後の授業日でした。
日頃から、子どもたちは英語の授業でALTの先生と交流することを楽しみにしています。

各学年のクラスをそれぞれ巡回する中で、
最後となったのは3年生のクラスでした。
教室は何が好きかを当てるタッチゲームで盛り上がっていました。
ALTの先生が流暢に発音する、
英語の歌を一緒に歌う、
ほぼ、英語だけのやり取りで授業はテンポよく進んでいく中で、子どもたちはニコニコして、とても楽しそうでした。

発音を聞いて、そのアクティビティを答える、友だちの好きな色やことを聞きあう対話的な学びも一緒に楽しんでいました。


授業後には子どもたちからのセレモニーがあったり、給食時間には子どもたちと一緒に給食を食べるなど、ALTの先生は楽しい思い出がたくさんできて嬉しかったようです。


さて、給食後は清掃活動の時間です。

担当の先生を呼びに来て大人と子供が一緒に清掃活動をするのが日課です。

給食時間の終わり間際に、4年生がホールの雑巾かけをしていました。

それは掃除の当番活動ではなく、クラスで図工の時間に使った場所をきれいに原状復帰するためでした。

特別教室は上の学年に区域が割り振られており、その当番活動のおかげで学校内が綺麗になっています。


国際的にみると、ある国では、放課後に学校内を掃除するのは清掃業者がやるのが通例だそうです。

日本の学校で掃除をするのはごく普通のことですが、

それは、当たり前ではなく、有難いこと、

素晴らしいことなどだいうことに気が付かされます。


蒸し暑い日が続く中でも、日々の掃除活動に向かう子どもたちは、自分の役割を果たしつつ、互いに助け合う様子がみてとれます。

学校では福祉について学ぶ授業も行われていますが、

社会に出てから必要とされる「自助、互助、共助」の考え方について、

体験的に学ぶ場として、清掃活動は良い機会であると考えます。

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