授業の至るところで一人一台端末が使われています。
3年生は、「サツマイモは根、葉、茎のどの部分か?」、という問いに対して、
検索キーワードを考えて、WEBで調べていました。
他のクラスでは、オンラインゲームを活用して課題にチャレンジをしていました。子どもたちは各自の端末を操作して協力している様子でした。課題をクリアした瞬間、「やったー!」と教室は達成感にあふれていました。
このケースは、学習との関連性よりも、「子ども同士がつながる」という目的において、有効な端末活用の方法だと思います。
また、算数の時間に、デジタルドリルを活用してグラフを作成する課題に取り組んでいるクラスもありました。
これらのドリルは各教科において基礎的な学習内容の定着にむけた問題が揃っており、自分のペースで取り組むことができます。
特徴は、回答すると即座に、〇×で判定が出されるという点です。
誤答のときには、「どうしてかな?」と間違いを見直す習慣がつくことが期待できます。
今は、使い方の練習も含めて、定着段階などでデジタルドリルを活用する場面が増えてきています。
夏休みの課題は、従来の冊子から、タブレットPCを活用した学習方法への移行を目指しています。
すっかり学校に慣れた1年生も、タブレットを使う練習を始めています。
高学年は学習の振り返りをフォームから回答することなどは日常的に行っています。
5年生は宿泊学習のしおりの原稿作成にタブレットPCをフル活用して仕上げていました。
次第に、教科書やノートと同様に、文房具や教具として使えるようになっていくことと思います。
ちなみに、ある高等専門学校では、「プログラミング」と「デザイン」を主体とした教育カリキュラムが組まれており、国語や数学、社会や理科といった通常の教科の中でも、これらの要素を組み込んだ授業が展開されているそうです。教材の配布や課題提出はPCを活用するのが通例だそうです。
教科や内容を問わず、PCを活用する場面は多様にあると思います。有効活用する中で、先生と子ども、子ども同士がつながる機会が増え、学びを豊かにすることができたらよいなと願っています。
参考:StuDX Style スタディーエックス スタイル(文部科学省)
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