校内の掲示物をみると、子供たちの成長の様子がみてとれます。玄関先から廊下を歩くと、開校10周年記念のスナップが季節の彩を感じさせてくれます。
様々な行事での交流や学びの成果を見せようと頑張った様子、それは子供にとって成長過程の一コマです。
例えば、学芸会の舞台。その場に立つ気持ちを詠んだ575の句に、思わず笑みがこぼれました。
土曜日に学芸会があることについて嘆いた句、お客さんを前にした状況を想像して緊張が伝わってくる句、指揮者がいたから参観していた保護者がみえなくてホッとした句など、多様な内面の感覚が伝わってきました。
きっと、本番では練習したことを最大限に発揮しようとがんばっていたに違いありません。しかし、外見とは違って、不安や緊張などの心の動きを調整していたこと、自己コントールする力が働いていたことが伺えます。
大人も同じで、自己紹介や決意表明、プレゼンテーションなどの人前で表現をするときには、同時に自分と向き合うことがもとめられます。
結果はどうあれ、無事におわって「やれやれ」「おわってよかった」と安心するとき、その人の本来の姿が垣間見えます。
仕事を終えて、自分の時間にリラックスすること、野球観戦などに熱中すること、人とおしゃべりすること、そういう時間を大切にすることが、明日の鋭気を培います。
4月2日、ボールパークには大勢の人が集まってきています。北広島でのファイターズ開幕戦。選手を応援する人の気持ちは、子供たちの成長を応援する大人と同じではないかと思います。
誰かを応援していると元気をもらえる。こうしたマインドは、心を豊かにする種なのではないでしょうか。
さあ、いよいよ開幕です。子供たちに夢を!プレイボール!
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