土曜参観日、教育長様をはじめ、大勢の保護者、地域の方にお越しいただき、
「こんにちは」と、ご挨拶の言葉をたくさんかけていただきました。
子供たちは、緊張の面持ちではありましたが、いつもと変わらず、積極的に授業に参加する様子がとても微笑ましかったです。参観されている保護者の方々も、温かい目線で笑みを浮かべていらっしゃいました。
学級懇談の後、PTA総会で教職員とあわせて60名程の方が体育館にあつまりました。
冒頭、PTA会長様のご挨拶をいただき、今年度のPTA活動の方向性について、対話がスタートしました。
その後の職員自己紹介では、バイタリティーあふれる話にクスッと笑みがこぼれる場面もありました。
その陰で、先生たちは(前日眠れなかった、という話が聞こえてくるほど)、参観日に向け、子供のためにできることを、精一杯、準備してきました。
その思いを束ねて、心を込めて校長挨拶をさせていただきました。
参加された保護者の方が、帰りがけ、
「優言実幸、素敵でした!」
とお声がけをいただき、とても嬉しく思いました。
私たち教職員にできることは小さなことですが、
子供が、学校、家庭、地域を行ったり来たりする毎日の中で、
小さな積み重ねが、”心の体力貯金”となっていくことを願っています。
PTA研修会、講演、交流会などがあれば、
心温まる子育ての話を一緒にお話しできたらと考えております。
『ぼくは小さくて白い』(原作:和田裕美)
という道徳の教科書に出てくる絵本があります。
独りぼっちだと思っている白いペンギンの子どもに、お母さんがあたたかな言葉かけをする場面が出てきます。
そこに、子育て、子どもへの関わり方のヒントがありました。
こうした、素敵な話を持ち寄って、
双方向の対話を大切にして子どもに関わっていけたらと願っております。
以下、校長挨拶でお伝えした内容です。
人には好きなこと、得意なこと、苦手なことがあります。
食いしん坊の私は回転寿司が大好きです!回るものが好きですが、でも、バック転はできません。
小学校の時、運動が苦手で、体育の参観日をサボって教室に隠れていたことがあります。
弱虫で、いじめにもあい、独りぼっちだった記憶があります。
今日、朝読書の時間に、ふと、一人ぼっちのペンギンの話を思い出しました。
生まつき、その子は少し周りの子と違ったのです。
「ねえ、お母さん、みんなは黒いのに、どうして、ぼくだけ白いの?」
「それはね、私の子供という目印なの。あなたは世界で一つの宝物なのよ。」
白いペンギンは、お母さんの言葉を聞いて、みるみる表情が明るくなりました。
白い大地に登ってきた太陽に向かって、思いっきりジャンプして、叫びました!
「わかった!ぼくが白いのは、お母さんにもらったプレゼントだったんだ!
ぼくにできることは何だろう?それを探しにいこう!」
白いペンギンがお母さんにもらったものは、何でしょうか。
皆さんの中にも、きっと、あります。
緑ヶ丘小学校は、大地に根ざし 未来を拓く 子供を育みます。
つまり、「子供の夢を叶える」学校です。
それには、挑戦する勇気が必要です。
子供が夢や憧れをもつには、勇気を育む言葉かけが大切です。
つまり、「優言実幸」。
優しい言葉で幸せが実るという意味です。
私は、互いに応援し合う文化を大切にしたいと心から願っています。
最後に、全国の子供たちに、
自分の力で最高のロケットを作る授業を届けている 植松 努さんの言葉を送ります。
「思いは招く」
一緒に、子どもの夢を叶える学校をつくりましょう。
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