緑陽中、緑が丘小の教職員の合同研修で今年度の小中一貫の取り組みについて方向性を話しあう機会をもちました。
冒頭、両校の校長から趣旨・目的、取り組みの意義について伝えました。以下、抜粋を記します。
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新年度準備、大変お疲れ様です。教室を巡回していると、今年、中学に進学する子供たちが書いた「将来の夢~なりたい職業」を記した掲示物が残っていました。
なぜ、その仕事をやりたいのかという動機、年収や仕事の内容、その仕事を通した社会貢献など目的が記されていました。
多種多様でしたが、どれも、自分の未来を豊かにしていこうとする態度、キャリア意識が伝わってきて、良い取り組みだと思いました。
その基盤となっているのは、小中一貫教育で培われたものと推察します。
中核となる活動「みどりの学び」は、中学生が主体となった交流で、「きたひろ夢ノート」とあわせて、キャリア教育に寄与するものです。
みどりの学び(緑陽中ホームページ)
本校では、自己肯定感の醸成が課題ですが、緑が丘小の課題解決は、中学校へ進む子供たちが自身の未来を拓く姿、キャリア形成につながっていきます。
つまり、3つの「つ」のキーワードにある「つながる」、両校の教育活動を「つなげる」ことこそ、私たちが果たす一番の役割だと考えます。
本会にあたり、中学校の校長先生との対話の中で、「子どもにとって実のある一貫教育の推進は、先生方のモチベーションにもつながる」というギフトワードをいただきました。
教職員が小中一貫を推進する過程で子供の成長の姿を垣間見て、「教師を選んでよかった」と働き甲斐を感じ、自己実現を図ることこそが働き方改革につながると考えます。
その意味で、令和6年度は、児童・生徒、教職員それぞれが、自尊感情を育み、自己選択・自己決定する力をつけ、コミュニケーションを豊かにすることを念頭におき、
<中学校区における小中一貫教育・CSの一体的推進、自己肯定感を育むキャリア教育実践の充実>
を図っていくことが肝要です。
エスコンフィールドには、ダルビッシュや大谷選手の巨大な肖像画があります。
夢を叶えたカッコいい大人の姿をみて、子供は憧れを抱いて育っていきます。
描いた夢は必ず叶うわけではないかもしれませんが、思い描かなければ、実現することはありません。
”大志を抱く”北広島市で育つ子供が描いていく未来像を共有し、私たちも共に励まし、自分の夢を叶える仕事をしましょう。
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