2024年6月28日金曜日

仲間と楽しい宿泊学習を作ろう!Magic!よもやま話


初日、新篠津村でのカヌー体験へ向かいました。道中は、バスレク係が、しりとりや歌などで盛り上げてくれました。

水の安全について紙芝居、カヌー、ローボート、SAP、の4種を順に体験しました。


ライフジャケットの着用から、パドルの基本操作、乗船時は船を押さえることなど、注意事項をしっかり聞いてチャレンジしていました。


バランスを崩し水中に落ちるハプニングもありましたが、係員さんのサポートで無事に体験を楽しむことができました。


また、種目の交代時に、仲間のSAPやカヌーを水際で引いてサポートする子もいました。




小樽の金融資料館でお金の役割などを学びとっていました。また、博物館では歴史的視点から、まちの変化を感じ、また、めんこや竹とんぼなどの昔遊びに夢中になっていました。


小雨の降る中、下野でのバーベキューコンロで炭おこしから本格的な焼肉を体験、

「美味しい!」と野菜と肉を頬張り、賑やかな夕食を楽しみました。





雨上がりの夜は、キャンプファイヤーの点灯式から歌やダンス、ジェンカ、だるまさんころんだ、ジャンケン列車、など盛りだくさんのメニューで楽しみ、要所ではリーダーの合図で「炎JOY!」と声を出し、笑顔満点でした。




入浴や、部屋での遊びなど、お世話になる大人にも気遣いしながら、

みんなで決めた

「仲間と協力して楽しい宿泊学習を作ろう」

をしっかり実践していました。



2日目は、初日の疲れからか、ぐっすり眠った様子で、”2度寝”したという声も聞こえてきました。


起きるやいなや「布団の片付けするぞー」と室長が声をかけると、荷物の整理までしようとする様子もうかがえました。


朝のラジオ体操から始まり、真新しい遊具のあるフィールドまで散歩に行きました。


ウッドチップが敷きつめられたグラウンドで、子どもたちは朝からはしゃいでいました。

朝食は、外で青空を見ながらのお弁当、いつもと違う新鮮な感覚だったようです。

耳を澄ませば鳥のさえずりが響くなかでの食事は、自然豊かな中でゆっくりと過ごす時間の流れが心地よく感じたのではないかと思います。

最後のアクティビティーは、小樽水族館の見学です。気温が徐々にあがり、かなり疲れのある中でも、最後まで仲間と共に行動をしようと頑張る姿は立派でした。





到着式では、見学先でしっかり挨拶をできていたこと、時間をきちんと守って行動できたことについて、フィードバックがありました。

それは、当たり前のことではなく、互いに気をつかいながら、声をかけあい、力をあわせた結晶だと思います。

自分の健康状態に気をつけながら、つかれてきても、自分自身に「がんばろう!」と声をかけて、
気持ちの切り替えがしっかりできていました。

子どもたちの感想の中には、
「雨でできないと思っていたキャンプファイヤーがみんなの力をあわせてできて嬉しかった!」、「イルカショーがすごかった!」、「いい思い出ができた!」
など、素敵な振り返りがたくさんありました。

2日間、無事に終えることができたのは、
保護者の方々、担任の先生をはじめ引率の先生方、写真やさん、サポートいただいた見学施設の方々の支えがあってこそ、という気持ちを大切にしてほしいと伝えました。

最後に、総務係の秀逸だった感想を紹介します。

「来年の修学旅行まで、気長に待っていてください。」

初志貫徹、楽しく「笑い」がおきる雰囲気づくりが素敵でした。








2024年6月27日木曜日

「仲間と楽しい宿泊学習を作ろう!magic」

 5年生が宿泊学習に出発しました。最高の天気のもと、新篠津でのカヌー体験の後、小樽市内に移動して金融資料館や総合博物館などを見学しました。おこばち山荘に到着後は、夕食の準備にキャンプファイヤーと続きます。



2024年6月26日水曜日

子どもの目線を知る、感じる~子どもに見えるものと大人に見えないもの

廊下に掲示してある運動会の絵をみると、子どもが何を見ていたのか、何を考えていたのかが何となく伝わってきます。

よさこいを踊ったことや玉入れをしている様子を描いた中に、学校の絵があったり、応援していると思われる人があったり、近くにいた友だちを描いている子もいます。

こうした子どもの発想は、その子が日常的に見ている、感じているものから浮かんでくる場合もあれば、大人の働きかけがきかっけとなって育まれる場合もあります。

例えば、人物の描く際、輪郭線を鉛筆で書くときと、クレヨンで描くときでは、人物の動きの表現が違ってきます。

鉛筆だと、初めに描いた線がイメージと違ったときには、消しゴムを使うことで書き直しができます。
クレヨンだと、直しがきかない分、ふんぎりをつけて線を描くことができます。
鉛筆やクレヨンのどちらが良いとかいうことではなく、
それぞれの良さがあり、それをどう生かすかという着眼点が大切だと思います。


幼少期の子どもは、自分が感じたことを素直に表現できる力があります。
特徴的な傾向は、自分、太陽、地面を描くことです。
この視点でみると、大人が働きかけたところで、そういう傾向はなくならないということが伝わってきます。
幼少期の子どもは、自己中心的です。興味のあるものに引き寄せられ、感動しながら生きています。
「〇〇虫がいた!」「さなぎが葉っぱについてる!」「だんごむしが丸まってたよ!」
のように、なんのためらいもなく、見たもの、気がついたことを伝えにきてくれます。
そういう感性を大切にしつつ、子どもの発想を豊かにする関わりを大人ができたらよいのですが、これはかなり忍耐を要します。
大人は時間に追われ、必要に迫られ、余裕をなくしてしまいがちですから。

今日の午後は特別支援教育に関する研修(講演)を行いました。講師の先生から、ハッとする言葉をいただきました。

それは、
「親が携帯見過ぎ問題」
というキーワードでした。

その続きに、刺激の強い動画や情報にさらされている今の状況が、子供の成長を阻害する要因になっているという話でした。


子どもが話しかけてきたときに、「ふーん」とスマホをみながら上の空・・・なんてことはないでしょうか。

子どもが「ダンゴムシがいたよ」と言ってきたときに、何と応えますか?
例えば、「そう!みつけたんだ!」「どこにいたの?」「何色だった?」「大きさは?」
などと、びっくりするだけで、子どもはニコニコして話を続けてくれることでしょう。
(内心、いつ終わるのかなあと思っても、可能な範囲で我慢して聞いてあげてほしいのです。)



こういう絵を描くことができたのは、よさこいを踊って、玉入れをして楽しかったという体験をしたからです。

「見る、感じる、考える」という時間のかかるプロセスが、成長につながっていきます。


残念ながら、電車やバスの中で子どもを連れている大人がスマホをずっとみているという光景は今や珍しくありません。

子どものことを大切に思うなら、スマホの画面ではなく、
子どもが、今、見ているものを、見えている大人でいてほしいと思いました。

2024年6月25日火曜日

心をかよわせる瞬間~なかよし集会、宿泊学習にむけて~

たてわり班で集まって「なかよし集会」を行いました。今回のメインは、東広島市との交流にむけて、折り鶴をつくる活動です。6年生のリーダーたちが、折り方を伝えつつ、互いに教え合う姿が素敵でした。




また、仲よくなるためにレクレーションも行っている班もありました。

あるグループは、体育館でだるまさんがころんだをして仲よく遊んでいました。



3年生の算数の学習では、グループで意見交流する場面や、問題の解き方を教え合う様子もみられました。



1年生は音楽の時間に、手遊び歌で交流を楽しんでいました。リトミックという音やリズムにあわせて動作をする活動は、子どもたちは意欲的に取り組みます。歌を途中で止める、テンポを速くするなどの変化に対応し、間違ってもへこたれず、心の柔軟性が育まれるように思います。



お昼休みにグラウンドを見に行くと、ドッジボールや遊具で遊ぶ、鬼遊びをしている子たちがたくさんいました。

子どもに、学校でどんなことが楽しいかを問うと、
”休み時間に友だちと遊ぶこと”、
”一緒に給食を食べること”
などの言葉が返ってきます。

プールが気持ちよかったとか、授業で楽しかったことを話してくれることもあります。

その中に共通している体験として、
人と関わる、コミュニケーションをとることがあると思います。

楽しさを感じるのは、人と「心をかよわせる」瞬間があるからだと思います。


今週は5年生が宿泊学習に出かけますが、
子どもたちが考えたテーマは「仲間と楽しい宿泊学習を作ろう!」です。

6時間目、各係に分かれて、仲間と協力しながらリハーサルを楽しむ様子がみられました。

キャンプファイヤーの企画班がつくったシナリオには、「人間」という言葉が出てきます。

”人は自分一人では生きていけない”

とのメッセージが語られる場面があるのです。

人間とは、”人の間”と書きます。人と人が心を通わせる中で、人は生きていきます。

興味・関心のあることに夢中になる、熱中するなど、一人で過ごす時間は、もちろん大切です。

子どもたちには、人と関わる時間づくりも大切にしてほしいと願っています。

2024年6月24日月曜日

すてきな修学旅行のおはなし


修学旅行で 6年生が胆振、後志方面に出かけました。初日は小雨のスタートでしたが、お昼すぎから晴天に恵まれました。

修学旅行のテーマは「つくれ!!NO.1のストーリー」。
サブテーマは「最高学年として、積極的に行動し、楽しむこと」、「そこでしかできない体験をし、学ぶこと」の通り、それぞれの係の活動などに意欲的な取組がみられました。

行きのバスレクは元気満々、クイズやインタビュー、似顔絵リレーなどで大笑いしていました。

ウポポイでは、アイヌ文化の展示室ではしっかりメモをとり、チセの中でアイヌの衣装を着る体験、踊りや歌の鑑賞、アイヌの料理も味わいました。

北黄金貝塚では、堆積している貝の種類が時代によって異なることや、貝塚の場所が移動した理由について思いを巡らせながら、ガイドさんの問いかけに答えるところが素敵でした。
勾玉の制作体験では紙ヤスリで石を削って、丸みのある形にしました。

洞爺湖温泉では、家族へのお土産を選び、ホテルでは夕食バイキングに舌鼓をうち、プールと温泉を楽しみ、花火大会を鑑賞、部屋での友だちとの遊びや語らいを楽しみました。

夜はぐっすり眠り、
朝はスキッと目覚めて、素早く朝食会場へ向かいます。出発時刻も繰り上がるほどテキパキと行動し、火山科学館へ訪問、洞爺湖一帯の地形の成り立ち、防災に関する学びなど興味をもって調べていました。

そして、お待ちかね、ルスツの遊園地では、グループで協力しながらアクティビティを存分に楽しんでいました。

昼食のバーベキューでは、食材の焼き方に気をつけながら、「美味しいね」など会話も飛び交いました。

ホテルの方々の見送りを受けながら帰路へ着きました。

楽しい旅も残りわずかとなり、
「あゝ、昨日に戻りたい!」
「帰りたくない!」
との声も聞かれましたが、
バスレクやオヤツを食べながら談笑するなど、和やかな雰囲気でした。


到着式では、たくさんの保護者の方にお迎えいただきました。
代表児童の挨拶では、2日間の有意義な旅行を振り返っていました。

それぞれ、反省もあるとは思いますが、
自分たちで計画して進めてきた活動や、きまりを守ることなど、できたことに自信をもって、今後の生活や学習に生かしてくれることと期待しています。

引率の先生方、添乗員さん、写真屋さん、見学先でお世話になった方々など、多くの支えがあって、無事に旅を終えることができました。
お世話になった方に感謝を伝えることも大切に続けてくれたらと思います。

また、日々、子供たちの健康をサポートいただいた保護者のみなさまに、旅のご報告と感謝を申し上げます。


2024年6月21日金曜日

「つくれ!! No.1のストーリー」修学旅行2日目

 最高の天候の修学旅行2日目でした。火山科学館にルスツリゾート、最高の思い出( No.1のストーリー)ができました。

     

     

     




2024年6月20日木曜日

「つくれ!! No.1のストーリー」修学旅行1日目

6年生が修学旅行に出発しました。朝は曇り空でしたが、さすが何かをもっている6年生、北黄金貝塚に着く頃には快晴となりました。