1年生が生活科の学習で育てている朝顔が、日に日に大きくなってきています。寒い時には、葉っぱが元気がない様子でしたが、気温があがってからは、太陽の光をうけて、葉をいっぱいに広げています。
子どもたちが、毎日の水やりなどお世話をしていることも成長の助けになっていると思います。
本日は内科健診がありました。
学校では、様々な健診がありますが、心と体の健康について考える機会として、生活習慣をを見直すことなど、呼びかけているところです。
これからは、気温や湿度もあがってきて、熱中症の予防に気をつけることが必要です。
体調維持のために、水分をとることや、夜は早めに寝て睡眠時間を確保することが大切になってきます。
中でも良質な睡眠をとるために、気を付けなければいけないのは、刺激から目を守ることだといわれています。
先日、生活アンケートを行いました。
回答をいただいた集計をみますと、電子媒体やメディアに触れる時間は昔に比べるとかなり増えてきているように思います。
今は、生まれた時からスマートフォンがあるのが普通になっている中で、子どもがメディアに触れる中でブルーライトの光をみる時間が増えています。
また、ゲームに夢中になって途中でやめられなくなること、暴力的シーンなど有害な情報を目にすることなど、発達に悪影響が出ていることが指摘されています。
アンケートの中には、
「ゲームの通信機を使って、いやなことや困ったことがあれば書いてください」
という項目がありますが、
「夢中になってしまい約束の時間を守れない、すぐにやめない、言葉遣いが悪くなる」
などの悩みがあるようです。
これらの現象は、大人がモノを与えたことによって起きていることです。
初めに戻って、子どもとよく話し合って、約束事を守れるような環境をつくっていくことが大切だと思います。
避難訓練の様子をみていると、
子どもは
「自分の命は自分で守る」
ことと、理解しています。
例えば、話し合いのスタートして、
「健康を守るのはだれか?」と
問いかけてみてはいかがでしょうか。
「自分の健康は自分で守る」
ことが理解できれば、
自分ができることは何か、
どうすれば守れるのかを考え、
適切な行動に向かうだろうと考えます。
本来、子どもは、大人以上に真面目ですから。
朝顔の話に戻りますが、水やりをする時間と回数によって成長の度合いが違ってきます。
植物によっては、水をたくさん必要とする種類と、それほど必要としないものがあります。
その時、植物の状態を観察して、お世話をすることが大切になってきます。
大人の働きかけは、朝顔の水やりみたいなものです。
まったく世話をしない、あげすぎもいけません。
その子の状態に応じて、適度に関わることが大切です。
子どもが自分の健康について、気をつけてみる目を育んでいきたいところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。