校内研修の一環で、4年生のクラスで授業公開が行われました。
教科は算数、暗算でわり算を解くやり方を考える内容でした。
例題は74÷2で、これを様々な方法で解き方を考えていきました。
はじめに友だちと交流して、やり方の見当をつける、
ひっ算で解く、
74を70と4に分けて、70÷4、4÷2、に分解して計算するなど、
途中経過をノートに記し、説明を言葉で書き、
クロームブックにノートの画像を貼りつけるなど、
これまでの授業で培った学習技能を使って、
わかりやすく伝えようとする姿勢がみられました。
今年度のテーマは対話的な学びで、ポイントとしては、
それぞれの学びのペースに応じた学習方法を取り入れることや、振り返りを重視することなどです。
公開授業では、思考・判断・表現力が鍛えられる内容でしたが、
スラスラ書き出す子もいれば、じっくり考える子や、友だちと考えを話す子、先生や友達に相談する子もいて、それぞれの得意とする特性の違いを感じました。
説明する場面で発揮される主な行動特性は、論理性に関連するものです。
例えば、
・方法や仕組みを考えるのが好き
・情報収集・整理を優先する
・情報を分析してから行動する
・論理的で専門性が高いことが好き
・正確さを大切にして行動する
・納得してから行動する
・真面目にルールを大切にする
・周囲の様子や評価を受けとめる
などです。
こうした特性を生かしつつ、多様な学びの場面が展開されていきました。
後半の練習問題では、デジタル教科書やデジタルドリルを活用して自分のペースで学びをすすめていました。
それぞれの考え方を交流する場面では、発表者にしっかり耳を傾け、学習のまとめを自分の言葉で書いていました。
振り返りでは、いろんなやり方で暗算ができることがわかったとか、5ケタのわり算をやってみたいとか、学んだことを使って考えを広げていこうという意欲の高まりを感じました。
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