保護者・大学生のボランティアによる絵本の読み聞かせがありました。
子どもたちは本の世界に思いを巡らせて聞き入っていました。
途中、ボランティアさんの語りかけに反応する様子もありました。
その周りに子どもたちが集まる形の読み聞かせもありました。
読後の感想をやりとりする場面もあって、アットホームな雰囲気に心があたたかくなりました。
<保護者ボランティアさんにお礼を伝える>
読み聞かせが終わった後も感謝の気持ちを込めて
「ありがとうございました」
とお礼の言葉を伝えていました。
学生さんがボランティアとして関わっているのは、学校運営協議会(コミュニティスクール)の委員さんにコーディネートしていただいているおかげです。
子どもたちは若いお兄さんが来てくれてとても嬉しそうにしています。
たくさんの方の協力のおかげで、学校生活が楽しくなる時間と空間が生まれていることに、心から感謝申し上げます。
先頃、子どもの学習に関わる本を探していましたら、
世界18ケ国で翻訳、24ケ国で愛されているという『ブルーデイブック』(誰でも落ち込む日がある)という本に出会いました。
表紙に考え込んでいるようなチンパンジーが載っていて、子どもが興味をもちそうなもので、本というよりは写真集に近いです。
内容は、一ページに、動物の写真が一枚のっていて、その下に、一文メッセージがあるというシンプルなものです。
例えば、
ペリカンの口に子熊が手を入れている写真には、
「その気になれば、世界は素晴らしい発見に満ちている」
2匹のネズミの写真には、
「ごちそうを分かち合う」
シマウマが口を開けている写真は、
「カラオケ」
木につかまり眠っているコアラの写真には、
「いつまでも悩み事を抱え込んでいるわけにはいかない、それを肝に銘じることだ」
などです。
動物の愛らしい様子と添えられた一言に、思わずクスッと微笑んでしまう、
(あるある、そういうとき・・・)と共感してしまう場面がいくつもありました。
また、この本を読む中で、
最近、動物と人間の関係が近づいた感覚がある一方で、
環境の変化により絶滅が危惧される動物の存在にも目が向きました。
映画や物語の制作に関わる作家さんが、
「説明するだけではピンときてもらえないことでも、物語にすれば読者や鑑賞者に自らの体験として伝えられる」
と記していました。
子どもたちが絵本や物語にひきつけられるのも、本から何らかのメッセージをうけとっているからだと思います。
教室にある文庫「豆次郎」や図書館にある本の中にも素敵な本がたくさんあります。
多くの本と出会う中で”ストーリーテリング”の旅を楽しんでくれたらと願っています。
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